平成２８年９月８日（木）、高槻商工会議所４階大ホールにて、会員５６名、新入会員５名参加のもと、９月例会が開催されました。冒頭辻野会長の挨拶では、「今年度も半分が過ぎました。ここで改めて今年度のスローガン“楽しむ心を育て、仲間と共に成長しよう！”を胸にとめ、後半も青年部活動を通して充実していきましょう」とお話をされました。私のプラスでは、小路桂乙君が、「今の自分はかつてに比べ、角が取れて丸くなってきたが…と前置きし、こじんまりすることで“角”とともに自分らしい大事なものもなくしてはいないかと問いかけ、角があるものがたくさん集まり重なり合えばそれは大きな丸へとなってゆく」と、青年部の可能性を導く話をし、皆の注目を集めました。

続く広報委員会による担当例会は、「心を動かす筆文字アート」と題し、その第一人者、上野優子先生をお招きし、筆文字を活用した言葉以上の思いを伝える手法を学びました。先生の筆文字は、ロンドンオリンピックに続きリオオリンピックでも、メンタルコーチの公式ロゴデザインとして採用され、メダルの獲得に貢献しています。例会では、実際に参加者全員が筆ペンを取り、先生の指導・アドバイスのもと文字を書き上げました。同じ文字、言葉でもその表現方法により、思いの詰まった温かいものへと膨らみ、人の心を動かすということが体験できたと思います。その手法による表現方法は、人とのかかわりにおいて大きな力を発揮するものと期待できます。

閉会の辞では、井上副会長が、「本日講師の上野先生が筆文字で大きく飛躍したきっかけは、人から頼まれた時に、とっさに「はい、やります」と応えたところから初まったそうです。青年部の皆さんにおいても、その気持ちを大事に持って一歩踏み出してみてはどうでしょう。その先にはきっと楽しい発見があるはずです。」とお話をされました。

今回の例会は、スローガンに通じる「一歩踏み出す」「楽しむ」「発見・成長する」ということを意識できる有意義なものとなったのではないでしょうか。

(広報委員会　坂野信一)