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2015年度(平成27年度)会長挨拶

平成27年度スローガン:奏でよう・身近な学び・人と未来

会長所信

平成27年度高槻商工会議所青年部会長を仰せつかりました細越 昇と申します。平成27年度会長写真皆様どうぞよろしくお願い致します。

高槻YEGは創立から19年目を迎え、総勢144名のメンバーでスタート致します。長年にわたり築き上げてきた高槻YEGの歴史の重さを感じ、感謝し、責任を持って次なる一歩を踏み出さなければならないと感じております。

さて、今年は戦後70年の節目を迎え、改めて「人の大切さ」を問う良き年になればと思います。戦後の日本は焼け野原で何も無い所から、人と人とが支え合い、泥まみれになりながらも、がむしゃらに働き、奇跡的に日本を経済大国にしました。高度成長時代においては、今では考えられないぐらいアナログな世の中で、日々の生活や仕事をするにしても、協力し助け合い信頼関係を築き上げていました。しかしながら現代社会では利便性の向上により、人との関わりが希薄になっていても生活や仕事が行える社会状況が進んでおり、人から支えられて生きていることを忘れ、人を支えることに不器用になっていると感じます。今一度、人との関わりの大切さや重要性に意識を向け考える時ではないでしょうか。意識を向けておかなければ、ますます利便性が高まって行く世の中では、人との関わりが更に希薄になるのは目に見えています。数十年、数百年先においても、人との関わりと信頼の中でこそ、幸せや感動、楽しみや生きがいがあると思います。

日本の経済は、バブル崩壊から20年以上の低迷が続いている上に、めまぐるしく変化して行く社会情勢は、我々中小企業にとって大変厳しい状況であります。その厳しい社会情勢にも負けずに更なる発展をし成長するには、人財の育成が重要だと私は思います。YEGは人財の宝庫と言えるほど、様々な知識や経験を持っているメンバーが多く在籍し、全員が講師と言って良いほどの貴重な組織であります。

今一度、この価値ある組織において、より強く深く交流を行い、高い知識や教養を持ち、取り巻く全ての関係者と共に成長しあってこそ、今後の厳しい社会情勢にも立ち向かえると思います。

改めて、人との関わりあいの大切さを問いながら研鑽に努め、人財を育成し、事業所や地域の経済発展に貢献できるよう、さらなる一歩を踏み出したいと思います。

 

そこで平成27年度 高槻商工会議所青年部スローガンは

「奏でよう・身近な学び・人と未来」 とさせていただきます。

私たちは、探究心をもって様々な人と協力し合い行動を起こすことで、共感し感動し、互いに多くの学びを得ることができます。その学びは身近にあるアナログなものかもしれません。しかし、そんなアナログで地道な学びこそが、しっかりとした足場をつくり、大きく明るい未来へつながるのだと信じています。YEGでの仲間との学びが、私たちの心に共感と感動という音を奏で、YEGメンバーだけでなく、家族・事業所で働く方々、ひいては地域の明るい未来につながるという想いから、「奏でよう・身近な学び・人と未来」というスローガンと致しました。

平成27年度  高槻商工会議所青年部

会長 細越 昇

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