令和元年度 10月研修見学会を行いました。
令和元年10月8日(火)・9日(水)の2日間、総勢28名の参加のもと、福岡県を訪問いたしました。朝7時20分に新大阪駅に集合し、新幹線にて小倉駅に到着後、バスに乗り換え、トイレなど衛生陶器で世界的に有名なTOTO株式会社の小倉工場見学へ。原料は陶石、長石、粘土など20種類以上もの天然素材にこだわり、成形では部分ごとに収縮率が異なるため、ロボットではなく匠の技で形を作ります。陶器の表面に色つやがでるように、釉薬を均一な厚さで吹き付ける技も長年培われた熟練の技が息づいています。昼食後、引き続きTOTOミュージアムを見学しました。欧米で生まれた腰掛式水洗便器は日本の文化と融合しながら、時代の変化に対応し、現在も進化している事には驚きました。
その後、「神宿る島 宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界遺産に登録され天照大神の三姉妹を祀られた宗像大社に立ち寄り、ホテルに到着。夕食は中洲の老舗「万潮」でいただき、博多名物の「もつ鍋」や「ごまサバ」をいただきながら親睦を深めました。
2日目は研修のメインでもある新年号「令和」のゆかりの地である、坂本八幡宮、大宰府天満宮を訪れました。秋晴れの気持ちの良い天候の中で、大宰府市商工会青年部越智様、大宰府市観光推進課篠原様により、お宮内を丁寧にご案内いただきました。その後、天満宮内の会議室にて、大宰府市の観光客増やインバウンド需要などのお話をしていただきました。アジアの玄関口として外国人観光客が沢山訪れている福岡県ですが、さらに「令和」のゆかりの地と重なり沢山の人が訪れて苦労されたと伺いました。今後、東京オリンピック、関西では大阪万博が予定されており、ますますインバウンド需要が高まります。普段気にも止めていないような普通の出来事の中でも、予想もしないことが起こりえます。そういった部分にも注視しながら取り組むことが大切と実感しました。その後、各自で土産物屋をめぐり新幹線で帰阪しました。
青年部も、今以上に地域や会員との繋がりを強くしていかなければと感じた、内容ある研修見学会となりました。
(研修委員会 松山 浩明)
日時 | 令和元年10月8日~9日 |
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場所 | 福岡県 |
備考 |
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