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平成28年度 研修見学会を行いました

 平成2927()8()、総勢44名の参加のもと研修見学会を行いました。例年は10月に開催していますが、今年度は青年部創立20周年の記念事業を行った為、年を越してからの見学会となりました。今年度の訪問地は沖縄です。冷え込みの厳しい朝5時半に高槻市役所に集合、関空からLCCで那覇へ。到着後、はじめに既に桜を咲かせているひめゆりの塔にて献花、その後資料館を見学。戦争の無残さと沖縄の歴史の一部を改めて思い知りました。次に向かうは、うるま市にある沖縄IT津梁パーク。IT企業の集積地、情報産業高度化のための拠点として全国でも珍しい施設を見学。沖縄は観光立県とのイメージであるが、それに次ぐ第二の主軸産業で、アジアの一大拠点へ向け拡大中のビッグプロジェクトについての説明を受けました。またここに入居する一企業で、主にコールセンター業務をこなすディノス・セシール・コミュニケーションズでは、従業員約1300名の内8割を占める女性が働きやすいように、託児所や学童クラブを運営していることや、従業員及び子供たちの送迎を行っているお話を聞きました。常にモチベーションを高める工夫は、これからの会社の在り方を考える上でも目から鱗の内容でした。

 

那覇に戻っての夕食は、沖縄民謡を聴きながらの郷土料理。二次会は、沖縄・那覇・浦添の地元3YEGの方々20名と合流し懇親会。有意義な情報交換の時間となりました。

 

2日目は各自国際通りなどを散策の後、航空自衛隊那覇基地を見学。南西防衛区域の砦として昼夜を問わず、防空任務、対領空侵犯措置などの厳しい任務に加え、捜索救難活動、災害派遣などに対応しているとのこと。隣接する那覇空港は官民共用空港で、民間機発着の合間に自衛隊機が着陸する姿が間近で見えました。また格納庫ではF-15戦闘機のコックピットを見せていただくなど、なかなかできない体験もしました。そして最後に、基地内にある戦時中に使われ、奇跡的に残った砲台の見学では、先の大戦の爪痕を感じました。12日での沖縄訪問。短いながらも盛りだくさんの内容で充実した二日間であった。夜21時に関空に降り立つと、那覇とは打って変わって真冬の様相。温度差は15度近くあるだろうか。明日からの仕事に向け体調を崩さないかと心配するところでありました。                  

 (広報委員会 坂野信一) 

 

日時 平成29年2月7日(火)~平成29年2月8日(水)
場所 沖縄県
備考

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