ホーム > 活動報告 > 平成29年度 研修旅行を行いました

平成29年度 研修旅行を行いました

「青年部 研修見学会」

平成29年10月18日(水)~19日(木)、総勢43名の参加のもと東京・神奈川で研修見学会を行いました。朝6時45分にJR京都駅に集合し、新幹線でJR品川駅に到着後、バスに乗り換え築地場外市場へ。地図を片手に、外国人観光客でごったがえす市場をかき分け、海鮮を堪能しながら、歴史ある市場を目に焼け付けてきました。次は、貨幣博物館です。歴代の大判・小判・日本銀行券を見学し、貨幣の成り立ちや、偽造防止の技術、一億円分のお札の重さや、昔の小判の重さを体験しました。お金が人々に受け入れられる裏付けとなっているのは、発行や流通を支えるシステム全体に対する信頼であることを学びました。
そして、次の研修はメインである国会議事堂参議院議員会館です。当日は衆議院議員選挙中で、議員の方々は地元へと帰っており、静寂な議員会館の見学となりました。参議院議場の正面中央には、開会式のときに天皇陛下が臨席される「お席」があり、その前に議長席と演壇が設けられ、その一段下に速記者席があります。この場所で、日本の法律が作られていると思うと感慨深いものがありました。議員会館見学後、参議院の職員である佐伯様を講師に迎え、国会の仕組みをテーマに、憲法によって規定されている二院制を日本が採用していることについて、国民の間の多様な意見と利益をできるだけ広く反映させることができ、相互に抑制、補完、協力することによって、国政上の重要課題を誤りなく処理するためであると学びました。その後は、横浜中華街にある順海閣本店で夕食をとり、研修委員会主催の余興で親睦を深めました。

2日目は世界三大記念艦の一つである「三笠」の見学です。あいにくの大雨でしたが、戦艦としての迫力に圧倒されました。艦内では最新のVRを使い、日露戦争中の三笠に乗りこんだような疑似体験をすることができました。大戦時三笠の勝利は、情報を緻密に分析し戦略を立て、実行するからこそ得られるものであり、平成29年度の仕事を行う上でも同様だと感じました。その後は、横浜みなとみらいの赤れんがパークへ行き、新幹線で帰阪しました。

平成29年度の研修見学会では、日本の政治経済の根幹である東京と商業・貿易の歴史ある神奈川で、日本経済の成り立ちや歴史を多く学ぶことができました。
 (広報委員会 三谷俊介) 

日時 平成29年10月18日~19日
場所 東京都、神奈川県
備考

平成29年度 研修旅行を行いましたのTOPへ