
青年部9月例会は、大手企業の秘書として勤務した経験をいかし、現在、関西作法会師範として活躍されており、トータルマナー株式会社で秘書科の講師として勤務されておられます花田方子先生をお招きし、「元秘書が指摘! 間違いだらけのビジネスマナー」と題してご講演頂きました。講演内では、得意先の応接室での着席位置、お客様と同乗した場合のエレベーターでの乗降作法、担当者不在時の電話対応から訪問先での履物の脱ぎ方などについて、チェックシートを用いて出席者に考えさせながら、社会人としてのエチケットマナーについて、細かくご説明頂きました。
花田方子先生日頃何気なく対応してしまっている私達にとって、確信を持って行動できる様になる実践にそくした内容であったと思います。
又、「マナー イズ マネー」と位置づけ、企業において経営者はもとより従業員においても社会人としてのマナーを知らずに応対してしまっている人がいる場合は不快感を与えるだけでなく企業としての信用を失い、逆に作法を身につけたふるまいが全員できている企業は好印象を与え信頼を得る事ができ、商談においても成果につながるとお教え頂きました。
最後にマナーは堅苦しく、息苦しいものと考えるのではなく、相手への心遣い・心くばりであり、状況に応じた態度が最も大切であると締めくくられました。
私達青年部の各々が、社会人としてのマナーを会得することで、心のゆとり、喜びを実感出来る様にならなければならないと認識させて頂いた意義あるご講演でした。
(広報委員会 松本栄志)