平成26年2月13日木曜日、たかつき京都ホテルにて82名（昇華会2名含む）参加のもと、2月例会を開催しました。
今回は講師として、河川レンジャーの谷岡寿和子氏、ヨシデザイナーの塩田真由美氏、雅楽グループ楽邦会の三ヶ本耶由氏、深親亮介氏、澤田秀祐氏をお招きし、「高槻の天然資源 鵜殿ヨシ原を知る」と題して高槻の天然資源である鵜殿ヨシ原の理解を深め、事業が発展するヒント、チカラへ繋げていくことについて講演頂きました。
楽邦会の素晴らしい雅楽演奏に始まり、世界無形文化遺産に認定されている雅楽の楽器「篳篥（ひちりき）」には鵜殿のヨシが使われていることの説明を頂きました。続けて、谷岡氏からは、自然環境を中心に鵜殿の概要をご説明頂き、地域の人が積極的に「鵜殿のヨシ原」と関わっていくことが、環境保全に不可欠であることを学びました。
最後に塩田氏より鵜殿のヨシを使った事業について説明して頂きました。
ヨシとＬＥＤを使った「Ｗエコアート照明」やヨシが原料となっている「ヨシ紙」の実物を見ることで、具体的な商工業への展開を分かり易く伝えて頂きました。耳で雅楽演奏を聞き、目で照明や紙をみて、そしてヨシにかかわる活動の熱き想いを心で感じることができ、平成25年度青年部最後の例会として、地域資源の活用による地域活性化に繋がるヒントを得ることができる素晴らしい学びの機会となりました。
（広報委員会 天野 勉）
