令和3年10月14日、会員31名参加のもと、10月例会を開催いたしました。　緊急事態宣言は解除されたものの、まだコロナウイルス感染拡大につき、予断を許さない状況の中、今回の例会はWeb会議システム「Zoom」を利用したリモート開催となりました。

今回の例会では、行動コミュニケーション協会大阪校校長の米澤忍氏を講師に招き「あなたから買いたいといわれる人になる！～印象に残る自己紹介の作り方～」と題し、講義形式で行いました。

講義では従来の自己紹介を見詰め直し、自社の強みや魅力を端的に伝えられる自己紹介づくりについて、講師にわかりやすく説明をしていただきました。特徴的であったのは、ただ講義を聞いているだけではなく、それぞれの会員が実際に自己紹介づくりに取り組み、その後「Zoom」の機能であるブレイクアウトルームを使い、4～5名の小グループに分かれ、各グループで実際に自己紹介をし、感想を言い合うなど、会員参加型で行われたことです。小グループに分かれることで発言の機会を増やし、和気あいあいとした雰囲気の中に、実際に会場で参加しているような緊張感もあり、それぞれの会員が各グループで真剣に講師の課題に取り組んでいたのが印象的でした。

このコロナ禍でリモートでの会議や交流が増えましたが、まだまだ不慣れでやりにくさを感じることがあります。実際に今回の例会でも、国歌清聴で音が聞こえない等の通信トラブルもあり、課題が残る部分もありました。しかし、「変化　柔軟に何事にも対応する力を身に付けよう」という今年度のスローガンのとおり、変化を恐れず、そのやり方を少し工夫することで、リモート形式でも会場で開催するような空間をつくることができると改めて実感いたしました。

〈商売繁盛委員会　大倉　雅史〉